【W杯】敗戦後の空港で日本は拍手、韓国は非難の嵐…羽田空港で記者が見た“アジア2カ国の残酷な差”【海外の反応】

【W杯】敗戦後の空港で日本は拍手、韓国は非難の嵐…羽田空港で記者が見た“アジア2カ国の残酷な差”【海外の反応】

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ピッチの上だけでなく、戦いを終えた選手たちが母国の土を踏んだ瞬間にも、ドラマと深い教訓を残した。決勝トーナメント1回戦で王者ブラジルと死闘を演じ、1-2で惜敗した日本代表。そして、1勝2敗でグループリーグ敗退の憂き目に遭った韓国代表。羽田空港と仁川国際空港という、わずか数百キロしか離れていない二つの玄関口で目撃された光景は、勝負の明暗を超えた「サッカー文化の成熟度」という残酷なまでの格差を浮き彫りにした。

羽田空港の到着ロビーは、敗戦の悔しさを温かい連帯感へと昇華させる、感動的なスタジアムの延長線上にあった。スーツ姿で姿を現した森保一監督や選手たちを待っていたのは、約700人のファンと100人を超える報道陣が送る、割れんばかりの拍手と歓声である。ロビーに響き渡った「感動をありがとう!」「よくやった!」という市井のサポーターたちの言葉は、ピッチで全てを出し尽くしたサムライブルーへの最大のリスペクト(敬意)の表れであり、日本の帰国風景は終始、お祭りのような温かさに包まれていた。

一方、同じアジアのライバルである韓国の仁川国際空港では、まるで異なる「悲劇の舞台」が幕を開けていた。批判の火を少しでも避けようとしたのか、韓国代表チームが帰国したのは、人影もまばらなはずの「午前30日・午前4時」という異例の未明。しかし、そこに待ち受けていたのは、怒りと失望で顔を歪ませたサポーターたちの執念に満ちたバッシング(猛烈な非難)の嵐であった。暗がりのロビーに響く太鼓の不穏な音と、容赦ないブーイングは、深夜の空港を阿鼻叫喚の渦へと変えていった。

この凄惨な帰国劇の中心で、文字通り十字架を背負わされたのが、韓国代表を率いたホン・ミョンボ(洪明甫)監督である。「ホン・ミョンボは出ていけ!」「金を返して去れ」という痛烈な横断幕が掲げられる中、指揮官は四面楚歌の状況に立たされた。怒号が飛び交う異様な空気の中、ホン監督はその場で辞任を表明せざるを得ず、スタッフに固くガードされながら、一言も発することなく無言で空港を後にした。その姿は、かつての英雄に対する仕打ちとしては、あまりにも冷酷な「スケープゴート(生贄)」そのものであった。

この対照的な光景は、当事国である韓国の主要メディアにも深い自省と衝撃を与えている。『ニュース1』や『東亜日報』、『スポーツ朝鮮』などは、自国の惨状を「阿鼻叫喚」と自嘲気味に振り返りながら、日本の温かい出迎えを羨望の眼差しで報じた。韓国メディアの論調で共通していたのは、「日本は選手が冷静に敗因を分析しているのに対し、韓国は誰か一人に責任を押し付けようとしている」という指摘であり、結果のみを追い求め、プロセスを評価しない自国のサッカー文化への危機感が強く滲み出ていた。

さらに、この「アジア2カ国の残酷な差」は、世界の主要メディアをも驚かせ、インターネットを通じて地球規模へと拡散している。英『BBC』や『ガーディアン』は、韓国代表が受けた戦慄の帰国シーンの映像を公開し、「歓迎されざる帰郷」として世界へ発信、海外のサッカーファンからは過激すぎるサポーターへの批判が相次いだ。また、中国のSNS『微博(ウェイボー)』でもこのニュースがトレンド入りし、強豪相手に大健闘した日本への賛辞と同時に、深夜の空港で怒号を浴びせた韓国の姿勢との対比が大きな議論を呼んでいる。

一つの大会が終わり、勝者と敗者が生まれるのはスポーツの常である。しかし、敗戦を喫した後に、その国が選手たちをどう迎えるかという態度にこそ、その国の本当の品格とスポーツ精神が宿るのではないだろうか。大統領自らがSNSで指揮官の選考を批判する事態にまで発展した韓国の混乱と、拍手で次の一歩を後押しした日本の連帯。羽田と仁川で記者が目撃したこの残酷な格差は、今後のアジアサッカーの未来をも予感させる、重いメッセージを含んでいる。