私はいのとマナを見つめ、日本での出来事を時系列順に語り始めた。こちらに来てからというもの、まず私は誰が匿名の告発者なのかを探ったわ。そしてその結果、車内でも異様な雰囲気を放っていた経理部を怪しんだ。君という存在がいたのが大きかったわ。
マナさん、私、私が一体何をしたって言うんですか?
権威を振りかざして社員たちを見張っていたでしょ。1人として反抗しないようには、板の社長が行った不正を漏らす者が現れないかどうか送り込まれた監視だった。違う。そんな、それってただ単に経理部にいたからってこと同然ですよね。証拠はあるんですか?言い分にもほどがあります。
マナは根拠を求め、こちらを避難する。そう跳ねのけられるだろうと思っていた。ええ、この時点では私の憶測に過ぎなかった。しかし告発者が経理部にいるかもしれないと思っても、君の目があるからなかなか動き出せずにいたわ。だからアメリカ本社に協力を仰いだの。
まさか、この間の日米会議に急ぎマナも出席するよう指示があったのは、そうよ。君たちがすんなり食いついてくれて、とても助かった。アメリカ本社はマナが経理部を外すように名指しで呼び出してくれたのだ。いのもマナも、てっきり将来を見越して経験をさせてもらえるものだとでも思い、浮き足だって会議に出たに違いない。こうして監視の目がなくなった隙に、私は大胆に行動した。
マナさんが会議に出席している間、私は告発者だと推測した人に情報提供を呼びかけたわ。それがこの長谷川だった。
はい。私が今回の件をアメリカ本社に知らせました。マナさんがいると先手を打たれて証拠を隠蔽されるか、私が消されるかの2択、あるいはそのどちらも起こり得るので、機を伺うしかなかったのです。
は、お前。
ついに対立する意思を見せた川に、いのはじわじわと怒りが湧いてきたようだ。完全に支配下に置いていたはずの男がいきなり牙を向いてくる。飼犬に手を噛まれたような衝撃を受け、彼の前髪は釣り上がった。
では、匿名の告発者が長谷川さんだったということが確定したんだね。森村さん、あなたはそれから何を掴んだんだい?
はい。では、そもそも王が事実だったのかどうかを明らかにする必要がありますね。私は一旦マナの話を置いておき、情報の開示を進めることにした。こちらには橋川がもたらしてくれた証拠がある。板の親子にそれらを突きつけ、追い詰める時だ。長谷川が持っていたのは、これまでに作成された架空の取引の請求書と、それに伴う経費操作の痕跡でした。つまり、存在しない仕事をでっち上げ、不要な資金を主中に納めていたものと思われます。
空取引か。上司が難しい顔して独り言を放てば、野たちは揃って緊張を見せた。けれど、不正行為がバレそうになった場合のことを想定しておいたのだろう。野は引きつった表情で、と作の弁明を測った。
するに、うちの車内で不正の痕跡があったのは事実なんですね。ですが、それでどうして私に疑いがかかるのでしょう?お金を使うのが好きだからと言って、私と結びつけるのは安直なのでは?
決め手にかける発言では、そう簡単に彼の心を折れない。いのは私が反論しなかったのをいいことに、ベラベラと星の言葉を並べ立てた。こちらにそういった指示をした覚えはありません。むしろ経費をちょろまかすなんて声は、長谷川なら用意でしょう。それがマナにバレそうになったから、このように逆上して騒ぎ立てたのでは?
そのセリフを耳にしたマナは、いのを援護するように熱を入れて叫ぶ。そうよ。前々から変なことしてそうな雰囲気があったのよね。ぶちったら。でもまさか私とパパに罪を被せてこようだなんて。有村さん、あなたその人に騙されてるのよ。
やはり、なんなく罪を認めるわけがない。板の親子は逆にハを攻め立てる側に回ろうとした。しかし、私はそれを許さなかった。
では、君たちの資産と普段の暮らしが釣り合っているかどうか、調査に協力してもらえるわよね。
放たれた内容に、野たちは一瞬時を止める。どうやらこの提案は勇気していなかったらしい。じゃ、調査だって。でもそれは個人のプライバシーに関わるんじゃ。あら、長谷川は自分の潔白を証明するためならと、進んで協力を申し出てくれたけど。
何?い野の体に緊張が走る。私は補足事項として別の情報を口にした。操作された経費がどこに流れたのかを調査したところ、車内の人間ではないものの、口座に振り込まれていることが判明したわ。長谷川曰く、その口座の名義主も架空の人間だそうで。
そうです。私は社長に命令されて、誰のものでもない業務用口座を作りました。そこに不正に入手した資金を流し、必要に応じて私に引き出させていた。長谷川は強制解雇を恐れて、しぶしぶ従うしかなかったという。い野の立ち回りは高括であり、これならもし横領が明るみに出そうになっても、関与していたのは橋谷川だけだと主張できる。そう踏んだのだろう。同時に罪悪感を植えつけ、共犯であると彼に錯覚させる。犯罪だと理解しながらも命令に背けない日々は、長谷川にとって地獄だったはずだ。
すでに長谷川の個人口座やクレジットカードの使用履歴、暮らしぶりなどは調査が進められているわ。後ろめたいことがないなら、協力するのが賢明よ。すぐに疑いは晴れる。
この要求を安易に飲めないのであれば、自分は黒だと言っているようなものである。次の一言で、板の親子の運命が決まると言っても過言ではなかった。彼らは言葉に詰まり、ひりついた空気が充満する。私の上司は見かねて、含みを持たせつついのへと計画した。
お2人に拒否権は当然あるけれど、その場合は法廷で争うことになるだろう。不正という事実が発覚しておきながら、何もせずに見逃せば、我が社は外部からも内部からも信用を落とすからね。
あ、法廷ですか。
正式な手続きを経て調査をできるよう申請するわ。そうなれば、おのずと分かることよ。面倒なら、今のうちに受け入れた方が時間を無駄にしなくて済む。
森村、お前。
いのは最終手段であった川という身代わりの潔白を先に証明されかけてしまい、計画が丸つぶれになったようだ。先ほどまでの威厳はどこへやら。私の目の前には、10年前から成長しない、個人的な憎しみを滲ませる哀れな取り残されている。唯一あの頃と違うのは、ここにいの娘という存在がいることだ。
ちょっと、ちょっと、黙って聞いていれば何もかも強引すぎませんか?パパに指示されたって、部中が勝手に行ってるだけですよね。
マナは、いのをかばって私に食ってかかる。今まで素直に自分の命令に従ってきた年上の部下が、尊敬する父を手玉にとって余裕を奪っているのが気に入らない。彼女の顔にはそんな風に書いてあった。従って、私もマナに厳しく反論する。
客観的に見ればそうね。しかし、密告があったからには、アメリカ本社としても手を打たないわけにもいかないでしょ。あなたも調査の対象よ。
マナさん、はどうして私まで。
長谷川の話を聞き、私は君もこの件に関与している可能性が高いと考えた。板の社長と協力して不正を隠し、横領金を使っていたんじゃない?
そんな心当たりは無よ。
口では否定しても、彼女は苦しい状況から逃れられない。いつかは調査の手が忍び寄る。仮にマナがいのほどの浪費癖を持っておらず、窮事を出したとしても、私には別のプランがあった。
そうそう。資金横領以外にも、ご報告したいことがあります。
おや、なんだろう。森村さん、彼女に関連することかい?
通話の画面越しに上司と目を合わせた私は、うなずく。それからノートパソコンを操作して、とある音声データと動画ファイルを、現在会議に参加しているメンバーに共有した。
な、何を、このファイルは?
マナの声は不安に震えている。次から次に襲い来る事態が、彼女をパニックに落とし入れようとしていた。私が代表してファイルを開きますね。画面と音声を共有しますので、皆さんご注目ください。宣言し、素早くファイルをクリックする。まずは、日本社経理部の日常が映された動画からだ。普段通り、偉そうな顔したマナが捉えられている。思わず目を見張ったマナだったが、この後に起こることを記憶していたのか、あっと口を開けたまま身を強張らせた。
ちょっと、あんた暇でしょ?カフェでラテでも買ってきなさいよ。え、あの、私、まだ今日の仕事を始めたばかりなんですが。この私が言ってるのよ。私に口答えするのはパパに逆らうのと同じだけど、いいわけ?…すみません。すぐに行ってきます。
私にしていたように、他の部下をパシリに使っているシーンが流される。続いて別の日になったのか、画面が切り替わった。あのさ、まさか変なこと企んでないわよね。あんたたちは、私に言われた通り黙って仕事してればいいの。余計なことは一切考えないでちょうだい。…すみません。もう、この処理について質問するのはやめますね。分かればいいのよ。自分が大事なら、与えられた仕事をこなすだけの方がいい人生を送れるってもんよ。
これは、不正に気づいた社員を脅していた時のものだろうか。同じ部署で働く者たちを、同僚とも思っていない。それどころか、飯使いや奴隷のように扱い、父の威光を借りて鵜飼い散らかしている。続けて開かれた音声ファイルも、マナの傲慢で聞くに耐えない罵詈雑言の記録ばかりだった。全てを再生し終える頃には、私の上司の表情は大変険しいものになっていた。
うむ。私は日本語を部分的にしか理解できなかったが、彼女の振る舞いがよからぬものであることは理解できたよ。動画や音声の詳しい翻訳は追って送信いたします。マナさんはこうして日常的に経理部全体を支配し、自身の思うがままに操っておりました。私自身も、脅されましたしね。
あ、あの、これは…
暴言については言い訳もできないだろう。ここまで動かぬ証拠を出されては、何を言ってもヤボというものだ。マナはすっかり頭が真っ白になったのか、その先をつげないでいた。これは、彼女の横暴に耐えていた経理部の社員たちが、こっそりと記録していてくれたものです。私はこれを重大なコンプライアンス違反と見なし、懲罰を望んでおります。
あいつらの…
彼女も、いのと同じく、自分が支配下に置いていると思い込んでいた者たちからの反撃に、怒りをたぎらせる。そして私にも恨みがましい目つきで睨みを送った。だが、父親以外何の力も持たないマナに、恐れることはない。
失礼な態度も、罰すると言ったでしょ。よほど反省して心を入れ替えなければ、首は免れないでしょうね。アメリカ本社は社員たちの人権を重要視しているわ。それを踏みにじったんですから、覚悟なさい。
このおばさん、言わせておけば。
彼女は激昂して立ち上がり、さらに暴言を重ねようとする。しかし、それを止めたのは、いのだった。
マナ、もういい。やめなさい。
パパ。
勢い余ってつんのめったマナをもう一度椅子に座らせ、彼は感情を落ち着かせるように息を吐いた。そして、私と長谷川を一瞥し、苦渋の決断を下す。
調査を受けます。いくらでも調べればいいでしょう。ただし、マナは関係ありませんので、調査対象から外してもらえませんでしょうか。
板の社長。私は正直この発言には拍子抜けした。冷徹の塊のような男。そう認識していたいのが、娘であるマナを守ろうとしたのだ。あくまで犯罪をしでかしたのは自分だと、言いたいのかもしれないけれど、横領罪がマナに適用されなかったからと言って、日常でのコンプライアンス違反が消えたりはしないと、彼にも分かっているはずだ。
どうせ厳しい処分になるってこと、君も理解してるでしょ。ふん。お前に何が分かる?森村に、娘を差し出さないようにと思うのが親心だろう。は、お1人様には関係のない話だったな。忘れてくれ。
いのは最後の抵抗か、こちらに向かって悔し紛れの皮肉をぶつける。その内容は同意しかねるもので、私はつい言い返してしまった。
親心というのは、そもそも後ろ暗い道を歩ませないよう、立派に育てあげることじゃないかしら。君の姿を見て大きくなった彼女は、君自身にそっくりよ。
いナは顔をあげてマナの方を見る。互いに目を合わせ、しばし無言になった親子は、複雑な気持ちになっているようだった。マナさんを巻き込んでしまったのは、他ならぬ君の失態よ、板の社長。このまま実権を握り続け、いずれはマナさんを社長に推薦し、アメリカ本社や取締役に認めさせる。そんな将来設計だったんでしょ。溺愛する娘と、甘い蜜を一緒に吸い続ける。正しい努力もせず、不正によって築かれた富の中で、一生楽しく暮らすのが夢だったのだろう。そのために社長にまで成り上がった向上心は認めるが、いのビジョンに自分の家族以外は映っていない。多くの社員を抱える立場の人間として、相応しくないのだろう。社長としても親としても、何が間違いだと自覚なさい。君には、顧みなければならない点が多すぎる。まずは、人としてやってはならぬことをやった罪を償ってもらわなきゃいけないけどね。
お前、変わったな。昔はここまで言い返してこなかったってのに。
いのは、私がきっぱりと言葉を返してくる様が、不思議だったらしい。最後の選別として、私は自分の性格の変化について、彼に答えをくれてやることにした。
アメリカ社会は、個々の人権をとても大切にしているわ。そこで私は、君に虐げられ、ずっと沈黙を決め込んでいた日々を後悔した。もっと早くに自分を守れていれば、そう思うことも少なくなかったわ。言われっぱなしでその場を流してしまう日本人は多い。一時的な平和を保っても、根本的には何も解決しないというのにだ。かくいう私もその類いの人間だったが、もっとよりいい社会を目指すには、不条理に声をあげる勇気が必要だと気づいたのである。今がまさに、そんな時だと言えよう。私は変わったわ。次は君の番よ、板の社長。少しでも反省して、娘を守りたいと思うのなら、彼女を正しく導いてあげて。私たちが次の世代にできることを、精一杯やるのよ。
いのは何も言わなかった。彼なりに思うところがあったのだろうか。それは私には分からないことだ。いのは、今後の人生に不安を募らせるマナの手を握り、意気消沈したように私の上司へと話しかける。
誠に申し訳ございませんでした。
力なく項垂れる彼を、その時初めて見た。おそらくマナも同じだったのだろう。自信に満ち溢れた父親が、頼りなく頭を下げている。そんな姿から、これまでの日々が戻ってこないのだと悟り、マナはハラハラと涙を流し始めた。
私も、申し訳ございませんでした。
彼女は、いのと共に謝罪を口にすると、そのまま俯いて泣き続ける。上司は2人に今後のことを伝えた。
それでは改めて、板の所長とマナさんの調査を行わせてもらうとします。こちらのCEOや役員たちにも今回の件を伝え、事実と照らし合わせた後に処分を通告する。それでよろしいでしょうか?
はい。異存ありません。
全てが決まるまでは、あなた方を謹慎とします。自宅でおとなしく待っていてください。
こうして会議は収まるところに収まり、板の親子は日本社の経営から手を引くことになった。い野のことなので、もっと見苦しく喚き散らすかと思っていたが、彼も人の子だった。マナという娘には、弱かったのである。
会議室から去りながら、ハ川は興奮気味に語りかけてきた。
森村さん、この度は本当にありがとうございました。やっぱりあなたは、私の尊敬する人です。
ちょっと、買いかぶりすぎよ。でも、ありがとう。君が勇気を出して不正を知らせてくれたから、私も過去と決着をつけることができたわ。今、とても清々しい気分なの。
私もですよ。森村さんの痛烈な言葉、スカッとしました。
胸のつかえが取れ、この上なく明るい表情の後輩に、私も釣られて笑顔になる。万全な体制を整えられたのは、経理部の面々が会社の未来を諦めていなかったからだ。彼らにも、この朗報を伝えに行かなくては。これから日本社は、少しの間混乱にさらされるだろう。私には、そのサポートをする使命もある。だが、まずは権力による支配からの解放を喜ぶべきだ。私と長谷川は、やきもきしながら待っているであろう経理部の社員たちの元へと、急ぎ足で戻っていった。
いのとマナの調査が進められてから数ヶ月後、やはり資産の残高と購入したものや交際費、旅行費などの整合性が取れず、2人は出所の分からない資金を有していると判断された。また、それらをアメリカ本社に追求された際に、いのは素直に、すんなりと横領を認めたという。ただ、マナは横領に関わっておらず、何も知らないままいのの命令に従っていただけだと、一貫して供述したらしい。使い込んだ会社の資金は返還を要請され、一部はすでに回収済みだそうだ。
いのには、業務上横領罪という判決が下り、現在は執行猶予となっている。当たり前だが、日本社長の座は剥奪。突然の失脚に、彼の妻も驚き、板の家は同様に包まれている。そして、マナの方はと言うと、こちらも過激な発言がパワハラだと判断され、私の宣言通り、解雇される運びとなった。まだ20代と若い彼女だが、最終職にはかなり手こずるはめになるだろう。後ろ盾を失った今、マナは自分自身の力で人生を切り開いていかねばならない。大方、そんな術を知る由もないと思うが、果たしていのはマナに親として新たな道を示すことができるだろうか。いの家は1から歩み直しだけれど、それが正しい家族の形を取り戻す第一歩になることを、私は信じている。
慌ただしい月日が流れる中で、日本社はどんどん活気を取り戻した。い野の高圧的な目がなくなった。それは、どこか萎縮した日々を過ごしていた社員たちにとって、歓迎すべき変化だったのだ。
いやあ、森村さんには感謝してもしきれません。おかげ様で、社内の士気が上がり、仕事の効率も良くなったんですよ。
感謝するのは、急遽社長代理を任されることになった奥田である。彼も、初めて会った時から随分と変わった。いのに怯え、あんまり人の顔色を窺うのが癖になってしまっていたのだろう。それが今や、のびのびと働いている。彼も、絶対にいのに逆らわないものとしてそばに置かれていた、被害者だったのだ。アメリカ本社は、こういった病を得ない状況で従わされていた社員たちの行動を不問にした。もちろん、今後の再発防止のために規程を課されてはいたが、2度と同じ過ちをしないことを条件に、社員を続けている。この寛大な処置に感激した者たちは、ますます仕事に励んで貢献を上げた。会社に貢献することで、癒える傷もあるのだろう。
私はこの先、しばらくの間日本社に滞在する予定だ。最初は調査員として送られたのだが、現在は仮の肩書きだった経営コンサルタントとして、様々な部署で活躍している。10年前、ここで働いていた時の感覚は、案外すぐに戻ってきた。アメリカ本社で学んだ考え方や価値観を生かし、新たな会社のあり方を日本社にも伝えていく。それが、私のやるべきことだと、そう思いながら。
い野君を忘れないからね。彼はずっと、私の人生に影を落としていたライバルだ。思いがけず対決することになったが、今はいい別れ方をしたと感じられる。きっと彼の方も、私を生涯忘れないだろう。そこに宿る思いが、快復や恨みではなく、健全な人生を歩む向上心であることを願ってやまない。私は今日も、小さなことからコツコツと、できることを積み重ねて生きていく。時折り、ライバルの顔を脳裏に浮かべては、思いを馳せるのだった。



