「この嫁は一度に飯を三倍も平らげると申すのか。よろしい。うちでもらい受けよう。」——そう言った瞬間、村中の笑い声が聞こえた。貧しい家に大食漢の嫁を迎えるなんて、誰もが篠崎家の破滅を確信した。嫁入りの日、大柄なお福の姿を見て、村人たちは「米櫃がいくつあっても足りぬ」と嘲った。けれど、その笑い声はすぐに消える。お福は男三人分の力で田を耕し、村を驚かせた。だが、隣村の庄屋が忍び寄る。土地を奪わんと…

「この嫁は一度に飯を三倍も平らげると申すのか。よろしい。うちでもらい受けよう。」——そう言った瞬間、村中の笑い声が聞こえた。貧しい家に大食漢の嫁を迎えるなんて、誰もが篠崎家の破滅を確信した。嫁入りの日、大柄なお福の姿を見て、村人たちは「米櫃がいくつあっても足りぬ」と嘲った。けれど、その笑い声はすぐに消える。お福は男三人分の力で田を耕し、村を驚かせた。だが、隣村の庄屋が忍び寄る。土地を奪わんと...

「この嫁は一度に飯を三倍も平らげると申すのか。よろしい。うちでもらい受けよう。」

波江がそう言い放った瞬間、仲人の目は丸くなり、思わず耳を疑いました。米櫃の底が見えるほど貧しいこの家が、よりによって飯を一倍も食う嫁を迎えるというのです。村の者たちは皆、「あの嫁は篠崎家を食いつぶすに違いない」と笑いました。

嫁入りの日、駕籠から降り立ったお福の大柄な姿を見て、門の外に集まった村人たちは袖で口を覆い、子供たちまでもが指を差してくすくすと笑いました。「あんな嫁を迎えるとは波江様もどうかなさったのだろう」「米櫃がいくつあっても足りぬじゃろう」。そんな噛みつくような囁きの中を、お福はただ黙って歩いておりました。

けれども、この時まだ誰も知りませんでした。現れたその嫁が、やがて篠崎家を飲み込む運命の中で、誰も思いもよらぬ形で立ち上がることになるとは。

この不思議な話は、その年の秋に遡ります。

肥後の国のとある山里の村に、篠崎家という一家がありました。かつては三代に渡り御家中に仕えた由緒ある家柄でしたが、それも遠い昔の話です。篠崎家の遠藤は十年前の流行病でこの世を去り、残された波江は、生まれつき体の弱い一人息子の新之助を育てながら、細々と暮らしをつないでおりました。田はわずか一反余り。武家の名だけは残っていても、暮らし向きは百姓以下でした。屋根はあちこち痛み、雨の日には天井から水滴が落ちてくることも度々ございました。

村の女たちは「新之助様は力仕事がままならぬそうじゃ」と噂しましたが、波江は亡き夫が守り抜いてきた家を、何としても絶やさまいと心に決めておりました。新之助の縁談は何度も持ち上がりましたが、その度に断られ、波江の胸には焦りばかりが積み重なっておりました。

ある日、波江は息子の縁談を求めて隣村の庄屋の家を訪ねたことがございました。その家には嫁入り前の娘が二人おり、波江は精一杯身を整えて門をくぐりました。しかし、取り次ぎに出た女中は波江の家の話を聞くなり、奥へ引き下がったまま戻ってまいりませんでした。しばらく待たされた末、女中はすまなそうに言いました。

「旦那様は今日は取り込み中で、お会いできぬと申しております。」

波江が門を出る背中に、屋敷の中からくすくすという笑い声が漏れ聞こえてまいりました。娘の縁談が割れるのはいつものことでしたが、その笑い声だけは波江の胸に長く刺さって抜けませんでした。

波江は帰り道、川辺りにしばらく座り込み、流れる水を見つめておりました。夕暮れの風が冷たく肌を刺しましたが、波江は立ち上がる気力もなく、ただ膝の上で拳を握りしめておりました。息子の縁談一つがこうも重く、こうも遠いものかと、波江は空を見上げて長い息を吐きました。

そうしたある秋の日のことです。波江は隣村の市場まで歩き、最後に残った仲人の大梅を訪ねました。大梅は頭が禿げ上がり口の悪い年寄りでしたが、波江の話を聞くと、花白い笑みを浮かべて言いました。

「正直に申し上げますが、この界隈で篠崎様に娘をやろうという家は一つもございませんよ。」

波江はがっくりと項垂れました。それを見かねたのか、大梅は声を落として言いました。

「ただ一人、心当たりがないでもございませんが、奥様はきっとお気に召しますまい。」

波江が顔を上げました。

「どのような娘です?」

大梅は手を揉みながら言いました。

「百姓の娘でございます。名はお福。親はもうとっくに亡く、村はずれの小屋で一人で暮らしております。ただ……飯を食う量が尋常ではございません。一日に五食は平らげます。村の者は『お福の腹は底知れぬ』と笑っております。」

大梅は付け加えました。

「それに、力持ちでございます。男でも敵わぬ力じゃと評判で、誰も彼女に手を出せる者はおりませぬ。ただ、その分飯を食います。あの女一人を養うのは、家が傾く覚悟がなければできませぬ。」

波江はしばらく黙って考えました。体の弱い新之助には、力仕事ができる嫁が必要です。しかし、飯を一人前に食う女を抱えれば、今の暮らしがさらに苦しくなることは明らかでした。

波江は決断しました。

「その娘でもよい。うちでもらい受けよう。」

大梅は驚いた顔をしましたが、波江の目が本気だと見て取ると、頷いて約束を取り付けました。

嫁入りの日、隣村から輿入れの支度もなく、お福は質素な着物をまとい、駕籠に乗って篠崎家の門前に現れました。駕籠から降り立ったお福は、村の女たちよりも頭一つ分背が高く、肩幅も広く、胸板も厚く、堂々とした体つきをしておりました。新之助は驚いて言葉を失い、村人たちは笑いを噛み殺しておりました。

「よくもまあ、あんな化物みたいな女を嫁に迎えたものだ。」

「波江様もとうとう気が触れたか。」

そんな声が漏れ聞こえても、お福は何の表情も変えず、ただ静かに家の中へ入ってまいりました。

波江は、お福にまず家の中を案内しました。狭いながらも、掃除の行き届いた家でした。お福は黙って眺め、やがて口を開きました。

「お姑様、私は田仕事も畑仕事もいたします。米櫃が底をつくまでは、決して遊んでおりませぬ。」

波江はその言葉に少し安心しましたが、夕飯の支度を始めたとき、お福が飯を何杯もお代わりする様子を見て、さすがに顔色を変えました。お福は茶碗に山盛りの飯を平らげ、それをさらに三度も繰り返しました。新之助は箸を止めて呆然とし、波江は自分の分を膳に残したまま、黙ってお福の食べる様子を見つめておりました。

「……これが噂の通りでございますか。」

波江が呟くと、お福は箸を置き、静かに言いました。

「私は、力を使えば使うほど腹が減ります。ですが、その分働きます。どうか、私を養っていただきたい。」

波江は何も言えませんでした。

その夜、村人たちは酒を酌み交わしながら、篠崎家の話で持ち切りでした。

「明日には飯櫃が空になるであろう。」

「三日と持たぬわ。」

しかし、翌朝、お福は夜明け前から起きて、田へ出ておりました。鍬を振るうその勢いは男三人分に勝り、あっという間に畑を耕してしまいました。村人たちは目を疑って、その様子を遠くから眺めるばかりでした。

「あの女、ただ飯を食うだけの化け物ではないぞ。」

そんな噂が立ち始めましたが、それでもお福の飯の量は変わりません。ある日、波江は米櫃を開けて青ざめました。半月もしないうちに、一か月分の米が半分以上も減っているのです。

「このままでは、冬を越せませぬ。」

波江は頭を抱えました。新之助も体調を崩しがちで、医者の薬代もかかります。

そんなある日、隣村の庄屋が突然、篠崎家を訪ねてまいりました。庄屋は波江の前に座ると、品のない笑みを浮かべて言いました。

「篠崎の奥方、お困りのようじゃな。米が足りぬと聞いたぞ。ならば、一つ提案がある。この家の土地を譲ってはくれぬか。五両で買い取ろう。」

波江は顔を上げました。

「五両……ですか。この家は、亡き夫が守り抜いた土地でございます。手放すわけにはまいりませぬ。」

庄屋は笑いました。

「では、このまま飢え死にするか、土地を売るか。好きに選ぶがよい。嫁に食われて家が潰れるのを、黙って見ているわけにもいくまい。」

そう言い残して庄屋は帰ってまいりました。波江は膝の上で拳を握りしめ、震えておりました。新之助は隣で俯いたまま、何も言えませんでした。

その夜のことでした。お福が波江の前に座り、静かに言いました。

「お姑様、私が何とかいたします。」

波江は顔を上げました。

「何とか……どうするというのです?」

お福は穏やかな口調で言いました。

「庄屋様が田を欲しがっておられるなら、私が庄屋様のところで働いてまいります。庄屋様は薪割りや力仕事に困っておられると聞きました。私がその仕事を引き受ければ、賃金をいただけるかもしれません。それで米を買い足せば、冬を越せるはずでございます。」

波江は驚きました。

「嫁が他所で働くなど、この村では前代未聞のことでございますぞ。村の者は何と言うか……」

お福は揉み消すように言いました。

「村の者が何と言おうと、腹は減りませぬ。私はこの家のために働きます。それで、何か文句があるなら、私が直接聞いてまいります。」

波江はその言葉に、自分の心の中の何かが揺れるのを感じました。この嫁は、ただ飯を食うだけの大食漢ではない。この家を守ろうとしている。それに気づいたとき、波江は初めてお福の目をしっかりと見ました。

「……分かりました。お頼み申します。」

翌日、お福は庄屋の家へ向かいました。庄屋は驚きましたが、薪割りを命じました。お福は斧を振るい、山のような薪を半日で割ってしまいました。庄屋は目を丸くして、言いました。

「……お前のような女は初めて見たぞ。明日からも来い。ただし、賃金は半端にはせぬぞ。飯は自分で持って来い。」

お福は頷き、すごすごと帰ってまいりました。こうして、お福は庄屋の家で働き始めました。しかし、村人たちの噂はまた膨れ上がりました。

「奥方が他所で働くなんて、篠崎家も落ちたものだ。」

「嫁が働けば、ますます飯を食うぞ。家が潰れるのは時間の問題じゃ。」

それでも、お福は黙って働き続けました。夜は遅くまで、機織りや繕いものもいたしました。波江もできる限りのことをしましたが、次第に体に力が入らなくなり、ある日、布団の上で起き上がれなくなりました。

「お姑様!」

新之助が慌てて駆け寄りましたが、波江は高熱を出しておりました。医者を呼ぶにも金がなく、新之助は途方に暮れてしまいました。お福は庄屋の仕事を終えると、走って家に戻り、波江の看病をいたしました。夜も寝ずに、水を取り替え、額に冷たい布を当てました。

三日目の夜、波江の熱がようやく下がりました。お福は自分の飯もろくに食わずに看病しておりました。波江が目を開けたとき、お福は疲れ果てた顔で、それでも微笑んでおりました。

「……お福、お前は、自分の飯を減らしてまで……」

お福は首を振りました。

「私は、飯を食えぬ日があっても、お姑様が生きておればそれでよいのです。」

波江の目から涙がこぼれました。この嫁は、自分が思っていたよりもはるかに強い、そして優しい人間でありました。

しかし、その頃、庄屋は別の企みを立てておりました。お福が働く様子を見て、庄屋は思ったのです。この女一人いるなら、篠崎家の田を手に入れられるだけでなく、ただ働きの奉公人を一人得られるではないか、と。

庄屋は波江を呼び寄せて言いました。

「篠崎の奥方、お前の嫁の働きぶりは見事なものじゃ。そろそろ正式に、私の家の奉公人に雇ってはやってもよいぞ。ただし、給金は半分割でよい。」

波江は断りました。

「お福は、我が家の嫁でございます。他所の奉公人になりはいたしませぬ。」

庄屋の顔色が変わりました。

「ならば、田は売りつくそうぞ。もう決めた。来月末までに土地を明け渡せ。さもなくば、役所に突き出すぞ。」

波江は凍りつきました。役所に突き出すとは、何の罪でというのでしょう。庄屋はにやりと笑いました。

「お前の家は、武家でありながら百姓の真似事をしておる。しかも嫁が他所で働いて金を稼ぐなど、この村のならわしに反する。役所が聞けば、お前の家の取り潰しもあり得るぞ。」

波江は言葉を失いました。庄屋の目はもう、脅しではなく確信に満ちておりました。

「……一か月で、田を売る用意をせよ。」

庄屋はそう残して帰ってまいりました。

その夜、波江はお福に全てを話しました。お福は黙って聞いておりましたが、やがて立ち上がりました。

「私が、庄屋様のところへ行ってまいります。」

波江は止めようとしましたが、お福は静かに言いました。

「私が行けば、庄屋様も考え直すかもしれません。私の力を、この家のために使わせてください。」

翌朝、お福は庄屋の屋敷へ向かいました。門をくぐると、庄屋は顔を輝かせて迎えました。

「おう、お福か。ついに話が分かったか。そうだ、お前はこっちの者になるんだ。俺の家で働けば、飯は思う存分食わせてやるぞ。」

お福は目を上げ、庄屋を真っ直ぐに見ました。

「庄屋様、私は篠崎家の嫁でございます。この村で、嫁が他所に売られるなどという話は聞いたことがございませぬ。お姑様は、私を嫁として迎えてくださいました。私はここで働きますが、篠崎家の者として働きます。給金をすべて庄屋様が取り上げるというなら、私は誰のためにも働きませぬ。」

庄屋の顔色が変わりました。

「なに? お前、ようやく言うたな。嫁が自分で稼いだ金は、嫁のものだと言うのか? この村では、嫁は夫の家のものじゃ。お前の稼ぎはすべて、篠崎家のものよ。篠崎家がそれを庄屋に譲るなら、それでよいのだ。」

お福は微動だにしませんでした。

「では、庄屋様。もし私の稼ぎが篠崎家のものなら、篠崎家の者がそれをどう使おうと、庄屋様が口を出す筋合いはございますまい。私は、篠崎家のための金を稼いでおります。篠崎家がそれを田の代わりにしたら、どうなさいますか?」

庄屋は言葉に詰まりました。お福は続けて言いました。

「田を売る話は、お断りいたします。私は、この目がある限り働きます。庄屋様がその田を欲しければ、私を棒で打ち伏せてからにしてください。」

庄屋の顔が真っ赤になりました。しかし、お福の体格と力を見て、手を出すことはできませんでした。庄屋は悔しさに歯を食いしばり、お福を追い返しました。

その夜、お福の噂が村中に広まりました。嫁が庄屋に反抗した、という話が、しかし、村人たちの間で意外な反響を呼びました。

「あの庄屋、昔から土地を欲しがっておった。あの嫁がようやく一泡吹かせてくれたわ。」

「お福は気は強いが、働き者じゃ。あれで篠崎家が救われたかもしれぬぞ。」

村人たちの心の中の何かが、少しずつ変わり始めたのでした。

波江は、お福の決意を知って、妻の部屋にうつ伏せになって泣きました。新之助は、お福の言葉を聞いて、初めて強い意志を感じました。新之助はお福の手を取り、こう言いました。

「お福、私が……私が頑張ります。田を守るために。あなたの働きに、ただ頼るばかりではいられませぬ。」

翌日、新之助は普段より早く起き、畑に出ました。体は弱いけれど、少しずつでも働こうとしました。お福は黙ってその姿を見守っておりました。

しかし、庄屋はこのまま引き下がるつもりはありませんでした。三晩後の夜、庄屋の手先が竹槍を持って、篠崎家の田に現れ、稲を刈り倒してしまいました。朝、波江が田を見て卒倒しそうになりました。新之助も、その場に立ち尽くしました。

お福は静かに田を見渡し、こう言いました。

「……やりましたな。庄屋様の仕業でございましょう。ならば、こちらも手を打ちます。」

お福はその日、夜になると庄屋の屋敷の裏手に回りました。庄屋の馬小屋に近づき、黙って馬の蹄を一頭ずつ、金槌で叩いて潰しました。付近の者は、朝になって大騒ぎしました。

「馬が! 馬が立てなくなったぞ!」

「お福の仕業に違いない。あの女、夜中にやってきおった!」

庄屋は激怒しましたが、証拠がありませんでした。お福は涼しい顔で、そう言いました。

「庄屋様、私の田で稲が倒れておりました。馬たちが暴れて、夜中に踏み荒らしたのかもしれませぬな。ええ、昨夜は風も強うございました。」

庄屋は拳を握りしめましたが、お福には手が出せませんでした。結局、庄屋は田を奪うことを断念し、それどころか、お福の力を恐れて、塩や米を少し分け与えるようになりました。波江も新之助も、お福の底知れぬ強さに、次第に心から頼るようになりました。

年月が経ちました。お福は篠崎家の台所を切り盛りし、屋敷の掃除をし、田仕事も畑仕事もいたしました。新之助も、お福と共に歩くようになってから、体を丈夫にし、いつしか村人も「篠崎家はお福様が支えておる」と噂するようになりました。

波江が年をとり、布団の上で過ごす日が増えたある日、お福は波江の膝元に座り、こう言いました。

「お姑様、私はこの家に来たとき、飯ばかり食う嫁だと言われました。けれども、この家の米を食わせていただけたからこそ、この家のために働く力を得ました。私は、お姑様の決断に、生涯感謝いたします。」

波江は涙を浮かべて言いました。

「私こそ、お前を嫁に迎えて正解でありました。村の者は何も知らずに笑っておったが、一番の宝を私は手に入れておったのじゃ。」

篠崎家は、お福の力で、やがて村一番の農家へと成長しました。庄屋は陰で悔しがりましたが、お福に手を出すことはもう誰もできませんでした。かつて「飯を三倍平らげる嫁」と笑われたお福は、村で最も頼られる女になりました。

新之助は、冬の間、お福に手作りの箪笥を贈りました。お福は目を丸くして、言いました。

「これは……?」

新之助は照れくさそうに言いました。

「お前が、この家を支えてくれたお礼じゃ。私にできるのは、これくらいで……すまぬ。」

お福は箪笥を開けて、中をじっと見つめました。何も入っていない空の箪笥でしたが、お福の目からは涙がこぼれました。

「……ありがとうございます。私は、こういうものが一番うれしいのです。」

その姿を見て、波江も新之助も、何も言えずにただ静かに笑っておりました。

篠崎家の門には、いつしか「お福大明神」と書かれた小さな札が掲げられました。村人は、お福の強さと優しさを、神様のように崇めたのです。

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